二世帯住宅リフォームで実現した
コンパクトなキッチン

インタビュー

HIROMAのあるK様邸の写真

閑静な住宅街に現れるとんがり屋根が印象的な白い建物が、Kさんご夫妻のご自宅です。数カ月前、お孫さんがいるご子息夫婦との二世帯で暮らすために、リフォームされたKさんにお話を伺いました。

目的
メインキッチンとして利用
竣工年月
2020年12月25日
設置場所の広さ
17.18m2
ご納品物
幅1350mmキッチンテーブル(IH・食洗機あり)/幅850mmダイニングテーブル/ナチュラル色/マルチプレート

二世帯居住を機に、生活空間を考える

もともとはKさんご夫婦が2人で暮らしていた一軒家。ここに二世帯で暮らすための計画が持ち上がりました。「以前は、2階にリビングとダイニング、キッチン、お風呂などがあり、1階に寝室があるという間取りの家でした。ここに息子一家に同居してもらうことになり、2階を息子たちの生活空間にし、1階を私たちで使えるよう、リフォームすることにしました」と奥様。2フロア使っていた暮らしのスペースを1フロアにまとめるということで、かなり工夫が必要だったと言います。

そんな過程から、HIROMAがキッチンに選ばれますが、現在の形に収まるまでには、さまざまな試行錯誤がありました。

LDKに好相性なHIROMAの質感・デザイン性

Kさんご夫妻が最初に考えたのは、もともと主寝室だったところをリビングダイニングにし、クローゼットだった場所をキッチンにできないかということでした。しかし、1階に浴室をつくるのも諦めたくないと考えたご夫妻。そこで、クローゼットだったところを浴室にし、リビングダイニングにできるだけコンパクトなキッチンを備えて、LDKにしようと考えました。

もうひとつ、スペースに制約を与えたのが、2階で使っていた食器棚とソファを1階で使いたいということでした。「ソファはずっと使っていたもので思い入れがあります。また、食器棚はとても収納力があり、便利だったので、なんとか1階でも使いたいと思っていました」と奥様。奥様のそうした思いを叶えるため、すべてを収めるプランが進むなかで、出会ったのがHIROMAでした。

「コンパクトなキッチンを求めて、いろいろ検討しましたが、どれも決め手に欠けました。そんな時、提案を受けたのがHIROMA。サイズ感や、“インテリアの一部”という発想のデザインや素材・質感が、うちのリビングに馴染むと思いました。“ザ・キッチン”という感じではなく、まるで家具のような雰囲気が気に入っています。

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「HIROMAは、和にも洋にも、どちらのインテリアにも合う」と奥様

食卓を囲む人数に合わせてテーブルを自在に移動

お部屋を拝見すると、そんな紆余曲折があったとは想像できないくらい、ソファ、食器棚、HIROMAがしっくりと一つのお部屋に収まっています。もともと、旅先で買ってきた思い出の品々や、ご主人が描いた絵画などのインテリアがセンスよく配置されており、お部屋全体を素敵に彩っているのが印象的です。「リフォームの工夫としては、空間に統一感をもたせるために、HIROMAの雰囲気に合わせた木の収納スペースを、リフォーム会社さんに新たにつくってもらいました。それによって部屋全体にまとまりをもたせることができたと思います」と、お二人。

HIROMAのキッチンとダイニングテーブルを分けて利用できることも、スペースを有効に使う鍵になっているそうです。「二人で向かい合って座る際は、キッチンに対し、テーブルを少しだけずらしているんです。こうすることで、後ろの冷蔵庫と距離を取ってゆったり座ることができます」

また、来客時や2階からご家族が降りてきて一緒に食事をする際は、ダイニングテーブルをソファのあるリビング側に移動して、食卓を囲んでいるそうです。「お正月などは、ここに集まって、みんなで食事をしています。シンクの後ろ側のスペースは、カウンターのように料理を並べることができて、とても便利なんですよ」とご主人。

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照明やキッチン家電、インテリア小物など、おふたりのセンスが光るLDK

「声が届く」「後片付けが楽」LDKの利点を実感

「年を経ると、料理をあまりしなくなるんだろうか、なんて考えていたけれど、そんなことないですね」と笑う奥様。ご主人とともに仕事をしている奥様は、お忙しいながらも、平日は朝晩、土日は三食しっかりとつくるのが変わらぬ習慣だと言います。「私が料理をするのは、1カ月に1回くらいかな」と苦笑いのご主人。それでも、コーヒーを淹れたり、簡単な軽食をつくるなど、キッチンに立つことは少なくないそうです。その言葉に奥様も続けます。「私たちの場合、これから年をとっても、料理をしなくなるということはないかなぁと思います。ただ、キッチンを選ぶ際に、将来どちらか一人だけになったときのことは考えました。いずれ一人で使うことになるのであれば、なおさらコンパクトなものがいいなぁと思ったんです」

また、LDKの良さについても話してくださいました。「2階は、キッチンが独立していて広々としていたけれど、お料理を運ぶのに距離があったり、『ごはんよー』なんて大きな声で呼んだり、後片付けにも時間がかかりました。でも、今は食事を終えたらすぐにシンクに手が届くので、後片付けが楽ですし、主人が絵を描いたりして集中していても、すぐに声が聞こえて便利ですね」

スペースを有効に利用し、息子さんたちご家族といい距離を取りながら、仲良く快適に暮らしておられるKさんご夫妻。おふたりらしい暮らし方と、笑顔がとても印象的でした。

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洗った食器を置くのに便利なマルチプレート。「セットで購入して良かった」と奥様
シンク下を活用いただいているK様邸の写真

お気に入りPOINT

キッチン下に生ゴミ用のゴミ箱を置いて使っています。吊戸棚やシンク下に収納があるキッチンと異なり、ゴミ箱やラックなど、自分の好みに合わせて、スペースを自由に活用できるのは楽しいですね。

設計・施工を行うリフォーム会社

株式会社たすかけ

東京都武蔵野市

HIROMAほどコンパクトでデザイン性の高いキッチンは他になく、これまではオリジナルでつくる必要がありました。キッチンは、10年、20年と使うものですから、どのようなライフスタイルにHIROMAが合うのか、お客様と密に相談しながら提案していきたいです

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